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第22回日韓中テレビ制作者フォーラム in 中国 青島 開催報告

第22回日韓中テレビ制作者フォーラム 写真その1

◆日 程 2025年2月24日(月)~28日(金)
◆会 場 中国山東省青島市・東方影都産業パーク(巨大映画スタジオ)
◆概 要
日韓中三ヶ国のテレビ制作者がコンテンツの国際競争力を高める為に、イベント形式で交流を深めるフォーラム。
◆主 催
・中国電視芸術家協会(ホスト国)
・全日本テレビ番組製作社連盟、放送批評懇談会
・韓国PD連合会
◆参加者 計150名(日本18名 韓国45名 中国87名)
日本参加社: ABCリブラ IVSテレビ制作 いまじん ザ・ワークス 大河プロダクション テレパック テレコムスタッフ 東阪企画
◆共同事務局:ATP 放送批評懇談会  助成:放送文化基金

第22回日韓中テレビ制作者フォーラム 写真その2

◆テーマ 若者と伝統文化~交流による継承と発展~

・アジアの制作番組として、伝統文化をどのように織り込み継承しているか。
・各国の作品を視聴、世代間の交流を図り北東アジア番組の発展をめざす。

第22回日韓中テレビ制作者フォーラム 写真その3

◆基調講演

  1. 中国国家ラジオテレビ総局主任 祝 燕南
    テーマ「原点を貫き、人民に奉仕し、卓越を追及し、世界に貢献する」
    ▶ショートドラマを放送などネットとの融合
  2. 韓国文化放送(MBC)社長 安 亨浚
    テーマ「伝統メディアのプラットフォーム戦略」
    ▶AIを駆使し、外資プラットフォームと熾烈な競争。
  3. 放送批評懇談会理事長 上智大学教授 音 好宏
    テーマ「映像コンテンツにおける日韓中三か国の友好と発信」
    ▶放送100年 「信頼」の公共的装置としての価値を再認識。
    全日本テレビ番組製作社連盟 理事 沼田 通嗣
    テーマ「政府のコンテンツ産業への支援について」
    ▶日本にコンテンツ庁の創設を提言。韓国が手本

◆各国番組発表 ー日 本ー

・「シークレットゲームショー」は、グローバルフォーマット販売を目的にNBCユニバーサルと共に開発された“究極のモニタリングゲームショー”
会場(韓国)からは、ライセンスフィーについての質問があった。
𠮷村プロデューサー(エー・ビー・シー リブラ)からは、リアルバラエティ制作の撮影対象にはある程度の緊張感がないと面白いものができないなども伝えられた。

第22回日韓中テレビ制作者フォーラム 写真その4

・「SHUT UP」の発表では、土持プロデューサー(テレパック)より伝統文化をドラマの中でどう受け継ぐか、という点について具体事例を出しながらプレゼンが行われた。 日本のIPコンテンツには伝統文化を「再構築」する力があり、フィクションだからこそ自分事として新しい価値観を生めるのでは、という意見が述べられた。
現在考案中の企画も披露し、協力者を呼びかけた。

第22回日韓中テレビ制作者フォーラム 写真その5

・「カコノミライ」は、菅野プロデューサー(テレコムスタッフ)が制作理由として、世界でも類を見ない100年続く日本の中小企業のデータを披露。
持続可能な伝統文化は如何にして受け継がれているのか。 “無理をしない”がキーワードとして伝えられた。また、SDGsはスポンサーが付きやすいという点にも触れた。会場からは、同様の番組制作や企画を持っているなど、Coproductionの可能性もうかがえる意見が出された。

第22回日韓中テレビ制作者フォーラム 写真その6

◆「東方影都(Oriental Movie Metropolis)」スタジオツアー

山東省青島市西海岸新区にある青島東方影都影視産業パークは、広さ1万平方メートルに40のスタジオを擁するハイテクスタジオ。アジア最大の水中撮影センター、モーションキャプチャー、VR(仮想現実)撮影、デジタルヒューマンを制作する3DスキャンなどのハイエンドデジタルAV(音響・映像)設備がある。SF映画撮影等に使用されている。

第22回日韓中テレビ制作者フォーラム 写真その7

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